SKI AID FOR CHILDOREN 2020
またまたスキーの話ですみません(汗)
スキーばっかりやってお仕事してるんかな?って感じですが はいお仕事はちゃんとしてます。前日15日は知恩時手作り市出店しました。コロナウイルスの影響か、、、人出は多くはなかったですが、季節のお花ミモザで前夜までがんばって製作したリース、スワッグ、ブーケ、ほぼ完売させていただきました。
お越しいただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
知恩寺手作り市の搬出を終えて、からんこえ号に載せていた商品や什器を降ろし、翌日のスキーのための荷物を載せかえて
子どもたちに渡す賞状の準備、ボランティアさんの名札のチェック、園に渡すお礼状のリストを最終チェック。
毎年からんこえのお客さんが用意してくださる子どもたちへのお菓子の詰め合わせ、忘れず載せなきゃ
はたまた寄付をくださった方へのお礼の電話もできる限り今日中にしておきたいし。
大忙しでした。
「明日朝早いし、運転もあるし、今日も知恩寺で5時起きやったし早く寝なきゃ」
疲れていたのか速攻で眠りについたものの・・・雨の音で目が覚める・・・
雨や・・・それもきつい・・・
暖冬の影響で雪の心配が尽きなかった今年。雪は何とかあると安心していたら・・・この雨・・・
どうしよう・・・
今更中止にはできない・・・ 行くしかない、やるしかない
高速道路を走るのも怖いくらいの豪雨 どうなるんやろ今日・・・
よりによってなんでこんなきつい雨なん(怒)
途中コンビニによりトランプとウノを買い、隠し持っておくことに(雨で子どもたちが滑るの嫌がったらこれで遊ぼう)
ski aid for children は
近年社会問題になっている児童虐待などをはじめ様々な家庭の事情で、養護施設で暮らす子供たちに、一年に一度スキーを通して、とびっきり楽しい時間を過ごしてもらおうという活動です
16年前個人ではじめた活動ですが、学生時代のスキー部の仲間に支えてもらい、スキー部OBOG会から協賛いただき、またスキー部内外のたくさんの方に応援頂く活動となっています。
たくさんのやさしい思いが集まって実現できているこの招待
なんとしても今日一日子どもたちに楽しく過ごしてもらいたい
東京から、長野から、東海から、関西から集まってくれたボランティアのみんなも
ただただその思いだけで子どもたちとスキーをしてくれました。
すると・・・
雨はずっと降っていたと思いますが、誰一人「雨いやだ」とか「濡れるの嫌だ」とかいう子もおらず、
雨のおかげでお客さんめちゃくちゃ少なく、リフト待ちもなく、ゲレンデも広く使えたので、子どもたちは何回も何回もリフトに乗って滑ることができました。
雨で雪はほどよくしまっていてとても滑りやすく、はじめて板を履いた子どももみんなあっという間に上達し、それぞれ思う存分スキーを楽しんでくれました。終了時間になっても「まだ滑りたい」と板を担いでゲレンデを登って滑り降りてくる猛者たちも続々登場(笑)
そんな子供たちを見て、ボランティアのみんなも「よかった」ととてもうれしそうでした。
私の今までの人生で一番つらかった時に、不思議なご縁で養護施設の子どもたちと出会いました。あれから一年一年、一回一回、決して私一人ではできないことを、たくさんの方にご支援いただき、15回も積み重ねてくることができました。
もしかしたら私が神様からいただいたこの世でのお役目は(笑)、悲しい思いをしてきたであろうあの子たちに、やさしい大人がたくさんいることを伝えることなのかなと思ったりします。
こんな天気だったのに・・・子どもたち、みんなこんな喜んでくれた
奇跡 という言葉が浮かんできました。
そう、これは奇跡
大人も子どもも
このスキーエイドにかかわってくださるみんなが起こした・・・きっとこれは奇跡なんだとおもいます。
すべての子どもたちが幸せに過ごせる日がくることを願ってやみません。
支援してくださったすべての方に心から感謝いたします
2020.2.16 東 由美子