一通の手紙








もう何週間も前、一通の手紙が届いた。



差出人のお名前・・・あまりわからなかった。


封をあけて・・・

丁寧な達筆な文字








母の日

ここ2年、息子さんからからんこえのお花を贈られたお母さまからだった。


・・・息子さんは、不意の事故で昨年夏、亡くなられた 。



「毎年送ってあげるからね」

息子のやさしい言葉が今も耳に残っている

上品なみずみすしいお花とうれしいメッセージは母親であることの喜びを感じた




美しい文字は深い悲しみに満ちていた。


そして・・・


今年も花を送ってください


とあった。






読み終わっても涙が止まらなかった


悲しすぎる。




お手紙をいただいてから、


自分に何ができるか  ずっと考えていた。



‥‥‥



母の日、おかあさまに、心を込めてお花をご用意しようと思う


きっと・・・・言葉もなにもいらない


おかあさまのお耳に、息子さんの「おかあさん、ありがとう」って声が届くような、そんなお花をお届けしたいと心から思います。








こちらAさまご依頼、ご主人様のお供えのお花です。
ご主人がお好きだった黄色を入れてとのご希望でした。
白い紫陽花、バラボルトスノー、スイートオールド、ブルースター、トルコ、レースフラワー、その中に2種類の黄色いバラを入れました。

ご主人さまのご冥福をお祈りいたします。




上のお花はWさまご依頼、Rちゃんのお供えのお花。
こちらも黄色を入れて、とのご注文。

Rちゃんのご冥福をお祈りします。