大切なお花を宅急便でお届けすること

昨日、ちとちゃんに手伝ってもらって、横浜みなとみらいの迎賓館で行われるMさまの挙式のお花をご準備しました。

お色直し用のブーケ、ヘッド、ブートニア。ブーケトス用のブーケ(投げたら3個になるもの・・・うーんむずかしい)。ロビーや受付に飾るお花はアレンジメントで。

ほぼ一日がかり(汗)

すべてのお花をお箱に入れて、迎賓館の係の方が困らないように、箱の上面になにが入っているかを書いて貼った。

よしっ、準備OK!!

宅急便にTEL。

少しつかれたけれど、明日発送の岡山のWさまのリースや、朝配達のお花の準備にとりかかった。
・・・・


ふと時計を見ると7時10分。

「えー!!!!」

忘れられてるんちゃうやろな(汗汗汗)

あわてて電話、話中。
何度かけても話中(涙)

頭の中にからんこえ号で横浜に向かってるうちの姿がああああ

やっとかかった。

「むかっております」

ほっ



集荷に来たのは、あの おにいちゃん。

「すみませんね、遅くなって、夕方ばたばた集荷が入って」

「どうしようかと思った、泣きそうやったよ」
 でもよかった。大切なウエディングやから。これで安心」

「そんなん時間通り着くかどうか、保証はできませんよ。
関ヶ原の辺で通行止めもあるかもしれんし、事故にまきこまれるかもしれんしね」


・・・・

このお兄ちゃんとは前に一回けんか?した

お盆の頃だったかな、お供えの大きいお花。

大事なお花やからよろしくと言ったら

ひっくり返すこともあるし、上積厳禁なんて貼っても荷物がいっぱいやったら載せるし、そんな大事なもん宅急便で送ったらあかん

と言われびっくりぎょうてん!!まるで人質を出すかのようにお花が入った大きな箱をこわごわ預けた。


みんなにその事を話したら、「そんなんあかんやろ」と言うことになって、会社に電話して注意してもらった。




ちょっと気まずくて・・・会いたくなかったけれど・・・
次の集荷で来はった時は別人。
反省してくれはったんやなと安心すると同時に、自分も反省。なんでその場でちゃんと文句(笑)言わんかったんやろ。。。会社に電話して悪かったなと。

その頃のお兄ちゃんはいつもこの辺を夕方走ってた。いつも忙しそうだった・・・

車を置いて、どっかに行ってる隙に(笑)、向かいのローソンでコーヒーとお菓子買って、運転席の横のミラーにくくりつけた。



次、集荷で来はった時、気づいてか気づいてないのかわからないまま、その話にはふれず・・・・

おにいちゃんは、自分の身の上話をはじめた。
実家がお花屋さんで、自分も花屋だったこと。奥さんが手伝ってくれないから、花屋やめてこの仕事についた・・・と。



回想でした。

・・・・・

またまたおにいちゃんにおどされて(泣)雪で遅れることもあると聞いて・・・でも、たしかに。

ブーケだけでももっと早くお手元にお届けせねばとふかーく反省しました。



宅急便でのお届けは確かにリスクはあると思います。
どんなに、新しいお花をどんなに素敵に入れても、ひっくり返されたら、お花はだいなし・・・

魔法使いになって(また?笑)自分の手でお届けしたい。


でも、それは無理なことで・・・

だからできるだけ丈夫にきちんと梱包し、あとは宅急便の方に託すだけ。

・・・・・


無事届いたかな、Mさんのウエディング、もうはじまったな、そろそろお色直しかな・・・と今日一日、思いは横浜へ。

Mちゃん、ご結婚おめでとうございます。
あなたとはじめてお会いした時、しばらくしてせきをきったように泣かはった時のことよく覚えています。
いっぱい幸せになってくださいね。

Mさま、さみしくなっちゃいますね。
からんこえにMちゃんのウエディングのお手伝いをさせていただいて、本当にうれしかったです。ありがとうございました。






こちらはMさまご注文お供えのお花、朝一番にからんこえ号でお届けしてきました。