足長おじさん - からんこえ日記

今日は、私がいろんな方に助けてもらいながら続けているボランティア活動について、お話しますね。

ボランティアって言葉があってるのかあってないのかは、ちょっと？ですが、私が大切にしていることです。

おつきあいください（礼）

京都と大阪の間に、大山崎という所があります。

サントリーのビール工場があってその工場の中の道を通って坂を登って行くと、「大阪水上隣保館」という養護施設があります。

様々な理由で親ごさんと一緒に暮らすことができない子どもたちが、みんなで共同生活しています。

不思議な御縁で、その施設の子どもたちと８年前に出会いました。

はじめて子どもたちと出会った時、みんな元気でわんぱくでとってもかわいくて・・・その頃の私は、子どもたちに元気をいっぱいもらいました。

あとから、職員さんから、ほとんどの子どもが虐待を受けて保護されている子どもたちだと聞きました。
大人を信じられない子どもたちだと・・・。

そんな子どもたちに、ちょっとだけでも楽しいなって思ってほしくて、年に一度、日帰りスキー招待をはじめました。

スキーだけじゃなくて、一日お楽しみはいっぱい。

ご飯はいつもの給食じゃなくて、自分で選べるぞっ
お風呂は、温泉だぞっ
雪合戦、先生に怒られるまで、大人も子どももみさかいなくやるぞっ
（^^;）
おんぶーだっこーっも承ります（但体力の続く限り^^;）

この活動５年前から、全国各地に散らばっている学生時代のスキー部の仲間が全面的にバックアップしてくれています。

昨日お店を閉めてちょうど家に帰ったころ、携帯電話がなりました。

応援してくれてる東京の先輩でした。
なにやら、みんなで宴会してはるみたいで、

次々酔っぱらいの（笑）先輩が電話にでてきはる（^^;）

さいごにAさん

「いっかー、島田（うちの旧姓です）。おれらがついてるからな、おれらはな足は短いけど、足長おじさんやっ。
いっかー、島田、困ったことがあったらなんでも言ってこい、がんばれよ。でもがんばりすぎんなよ」

はじめて寄付をよびかけた時パチンコで買ったお金だから、気ににせず使ってくださいと言ってくれた後輩は毎年かかさずお金を送ってくれます。
遠い新潟からスキー場に駆けつけてくれる先輩、子どもの学費が終わったから今年から寄付できると言ってくれはった先輩。
スキー部は途中でやめたから、匿名でと言ってくれる後輩。
神戸の震災でお母さまを亡くされた先輩は、必ず一番に寄付してくださる。
三重県の後輩は家族みんなで参加してくれる予定（嬉）

募金をお願いするはがきを用意している時、今の厳しい時代、私はとってもわがままなことをお願いしてるんじゃないかとふと思うことがありました。

お店をもって３年。まだまだ自分自身のこと、ままならないのに、人のお世話してる場合じゃないんやないか・・・
そんな思いも頭の片隅にあります。

でも、足長おじさんやおばさんになりたいっていう人が私の周りにいてくれはるから。。。

そして子どもたちがとびっきりの笑顔をみせてくれるから。。。

その笑顔は私に何よりの勇気を与えてくれるから・・・

私はこの活動をずっとずっと続けていきたいと思います。

みんなのおかげで、今年も大型バスで子どもたちをスキーに連れて行ってあげることができます。

みんな、みんなありがとう。

２月２４日（日曜日）お店を休んで子どもたちと一緒にスキーに行かせて頂きます。

誠に勝手をいたしますがどうぞよろしくお願いいたします。

尚、ご予約のお花はちとちゃんが担当してくれますのでご安心ください。

お花のご紹介です